Day 1
17:15-18:30

食はすべてのSDGSにつながる
Japan Nutritionは持続可能な社会づくりに貢献する

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Breakouts

明治以降、食事・人材・エビデンスを組み合わせ、長寿国をつくりあげた日本の栄養100年の知見=Japan Nutritionを世界へ広げ、持続可能な栄養改善基盤づくりを支援する日本の活動を紹介。

Japan Nutritionから、持続可能な社会づくりを考える。

食、栄養はSDGsすべての項目と深く関わっており、地球規模の社会課題解決につながる。

現在、Japan Nutritionは多くの国からの注目を集めており、世界に広げると岸田総理も東京栄養サミット2021で宣言している。

登壇者情報

岡山 慶子 【Facilitator】
株式会社朝日エル
会長

一般財団法人KODAMA国際教育財団理事、社会福祉法人共生会SHOWA評議員、学校法人片柳学園理事、NPO法人日本持続発展教育(ESD)推進フォーラム理事、ほか。

1986年に誰もが生き生きと活躍できる社会をつくるために㈱朝日エルを設立。社会貢献とビジネスの融合をめざす。1990年代には「サステナビリティ」の理念に着目し、その実現を実践していた米国ミシガン州グランドラピッズ市と2000年に連携。その後、朝日エルの経営方針をサステナブル社会の担い手となることを宣言。保健・医療、教育、福祉などの分野で提言と活動を続けている。

2003年に日本でニュートリション・ウィークを開始。その年にニュートリション運動推進会議を設立して栄養と食に関する専門家のネットワークをつくる。

その後、子どもの栄養、がんと栄養、農福食連携、障害のある人の食、食文化などをテーマとして、目の前にある食と栄養に関する社会課題に取り組む。

東京栄養サミット2021を契機に始まった「ラオス人民民主主義共和国の栄養改善プロジェクト」に参画。

主な編著書は「ゆりかごからゆりかごへ入門」(日本経済新聞社)、「女たちのすごいマーケティング13の法則」(中経出版)、「サステナブルなものづくり」(人間と歴史社)、「野菜の食べ方・選び方」(彩流社)、「患者の心を誰がみるのか」(岩崎学術出版社)

中村 丁次
公益社団法人 日本栄養士会
代表理事会長
公立大学法人 神奈川県立保健福祉大学
名誉学長

管理栄養士、博士(医学)。
1972年徳島大学医学部卒業。新宿医院、聖マリアンナ医科大学病院で臨床栄養を実践。1978年より東京大学医学部に研究生として在籍し、1985年に博士号を取得。学位論文のテーマは 「健常過体重者の摂食行動と身体活動状況に関する研究」。
2003年神奈川県立保健福祉大学教授に就任。栄養学科長、学部長を経て、2011年から2023年3月まで学長。公益社団法人日本栄養士会代表理事会長、日本栄養学教育学会理事長。2008年第15回国際栄養士会議(ICD2008)組織委員長。2013年厚生労働省「日本人の長寿を支える『健康な食事』のあり方に関する検討会」座長。
約100年にわたる日本の栄養政策の歴史の後半部分に直接関わってきた功績は、「東京栄養サミット2021」の冒頭で行われた岸田首相のスピーチでも紹介された。国際的にも栄養学の第一人者として広く知られている。著書の『臨床栄養学者中村丁次が紐解くジャパン・ニュートリション』(第一出版)は、英語版と中国語版が相次いで出版され、全世界で読まれている。

児玉 圭司
一般財団法人KODAMA国際教育財団
理事長

1935年、東京生まれ。
明治大学経営学部 在学中、世界卓球選手権大会に日本代表選手として出場。
その後、日本代表選手団監督としても活躍。獲得したメダルは、金メダル17個、   銀メダル13個、 銅メダル24個。現在は 日本学生卓球連盟名誉会長はじめ、明治大学体育会卓球部名誉総監督として後進の育成に尽力している。
経営者としては大学卒業後、兄とともにエレベータ会社を起業。1985年、50歳で 独立。株式会社スヴェンソンを創業。現在は株式会社スヴェンソンホールディングス代表取締役会長。
2015年、発展途上国の子供たちの教育のために何かできないかという思いから、
一般財団法人KODAMA国際教育財団を設立。ラオスへの学校・卓球スクール建設や教育の支援といった活動を通して、ラオス人民民主共和国トップと唯一無二の人脈を持ち、信頼を得ている。日本とラオスの両国間の橋渡し役として、ラオス栄養改善プロジェクトにおいて、その貢献度は高い。
また、iPS細胞研究の山中伸弥教授を支援するためのチャリティ開催など、世のため、人のため貢献できるよう様々な取り組みを行っている。
座右の銘は「思いは叶う」。
2023年、秋の叙勲にて旭日双光章を受章。

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