[第6回 未来まちづくりフォーラム] Afternoon Plenaries
SDGs達成への折り返し地点現状と今後の展望
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グテレス国連事務総長は2023年9月に開催されたSDGサミットで、持続可能な開発目標(SDGs)のターゲットのうち、進捗が順調なのは約15%にすぎず、半分近くは不十分、約30%に至っては停滞・後退しており、30年までのSDGs達成に向けた国際社会の歩みが危機的状況にある旨強調した。
同年までのSDGs達成は極めて難しい状況にあり、企業の「創造性とイノベーション力」を発揮して対応を加速する必要があることは疑う余地がない。
このような中で、EXPO for SDGsを掲げる大阪・関西万博を含め、自治体、産業界、アカデミアのパネリストにより、世界及び日本のSDGs達成への現状と今後の展望を意見交換する。
登壇者情報
教授 サステナビリティ研究所長
東京大学法学部卒業。 1977年農林省入省、環境省大臣官房審議官、農林水産省大臣官房審議官、関東森林管理局長などを経て2008年退官。同年伊藤園入社、取締役などを経て2019年4月退職。2020年4月より千葉商科大学教授、博士(政策研究)。現在、日本光電工業株式会社・社外取締役、サステナビリティ日本フォーラム理事、日本経営倫理学会理事、グローバルビジネス学会理事。ESGやSDGsをテーマに、幅広くパネリストや講師として登壇。〔主な著書〕「競争優位を実現するSDGs経営」(中央経済社)「Q&A SDGs経営・増補改訂・最新版」(日本経済新聞出版)「3ステップで学ぶ自治体SDGs」(ぎょうせい)「SDGs見るだけノート」(監修・宝島社)漫画でわかるSDGs経営」(監修・ウェッジ社)
〔公式HP〕笹谷秀光公式サイトー発信型三方よし(https://csrsdg.com/)
代表理事
1942 年生まれ、鹿児島県鹿児島市出身。
1967 年国際基督教大学教養学部卒業。同年富士ゼロックスに入社。1988 年総合企画部⻑、1996 年米国ゼロックス・インターナショナル・パートナーズ(XIP)CEO、2002 年富士ゼロックス代表取締役社⻑、2008 年相談役特別顧問、2012 年退任。キリンホールディングス株式会社・株式会社りそなホールディングス・富士重工業株式会社(現:株式会社SUBARU)など数社の社外取締役を務める。
富士ゼロックス社⻑在任時に経営改⾰を推進する一⽅、「企業品質」コンセプトを打ち出すなど、サステナビリティ経営に尽力した。2011 年10 月GCNJ 代表理事へ就任。2007 年7 月から2018 年6 月末まで 国連グローバル・コンパクトのボードメンバーも務め、現在も持続可能な社会の構築に向けた活動を継続している。
市長
略歴書
職名 岡山県真庭市長
氏名 太田 昇 (おおた のぼる)
生年月日 昭和26年8月25日
出身地 岡山県真庭市(旧:真庭郡久世町)
【最終学歴】
1975年(昭和50年)3月 京都大学法学部卒業
【経歴】
1975年(昭和50年)4月 京都府就職(土木建築部住宅課)
1993年(平成05年)4月 京都府総務部地方課参事
1996年(平成08年)7月 京都府総務部財政課長
2000年(平成12年)4月 京都府総務部理事(財政課長事務取扱)
2001年(平成13年)4月 京都府知事公室職員長(人事担当部長)
2002年(平成14年)6月 京都府知事室長
2006年(平成18年)6月 京都府総務部長
2010年(平成22年)5月 京都府副知事
2013年(平成25年)2月 京都府副知事辞職
2013年(平成25年)4月24日 真庭市長就任
2017年(平成29年)4月24日 真庭市長就任(2期目)
2021年(令和03年)4月24日 真庭市長就任(3期目)
サステナビリティ推進本部
常務執行役員
出版部などを経て、86年社内で出産休暇取得・復帰第1号となる。復帰後の93年に現・こどもちゃれんじの立ち上げに参加。97年の統括部長に着任後は 「二児の母」 としての経験を活かして、映像教材や生活習慣の学びを導入するなどの改革を進めた。13年にCHO(最高人事責任者)となり、男性の育休取得などの施策も推進。22年からESG・サステナビリティ推進本部長に就任し、社会に向けて 「よく生きる(ウェルビーイング)」 を発信している。
副学長
お茶の水女子大学理学部卒業後(株)リコー勤務。2009年4月千葉商科大学准教授。2015年4月教授、2018年副学長就任。博士(工学)。データマイニング、ソーシャルメディア解析の研究と共に、女性技術者支援も推進。IEEE Region 10 Director-elect(2023-24)、IEEE Women In Engineering Committee 会長、内閣府男女共同参画推進連携会議議員、総務省国立研究開発法人審議会専門委員、日本学術会議連携委員(情報学)、JST 未来社会創造事業運営委員 等歴任。
2019 IEEE MGA Larry K. Wilson Transnational Award 受賞。情報処理学会フェロー。