BS2-14
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デジタル時代のサステナブル・マーケティング
― 消費者を「動かす」データ活用とコミュニケーション ―
近年の各種調査から、日本の消費者はサステナビリティの重要性を認識しつつも、その意識が購買や利用といった実際の行動に十分には反映されていないことが指摘されている。行動に踏み出せない背景としては、情報の不足、価格、アクセシビリティといったマーケティング上の課題が挙げられている。本セッションでは、この「意識と行動の乖離」を重要な課題として捉え、デジタル時代のマーケティングにおけるデータ活用とコミュニケーションが、消費者の行動変容をいかに促し得るのかを検討する。登壇いただく各社それぞれの立場からデータ活用の実践と課題を共有し、サステナブルな「意識」を「行動」に転換するマーケティングの可能性を探る。
登壇者情報
教授
駒澤大学経営学部市場戦略学科教授。
専門は消費者行動論およびブランド・マネジメント。ブランドと消費者の関係性、ファン心理の深化プロセス、ブランド・プラットフォーム戦略を主な研究テーマとする。日本消費者行動研究学会および日本マーケティング学会の理事を務める。
2015年から2017年にかけてのカリフォルニア大学バークレー校への研究留学を機に、ダイバーシティやサステナビリティに関する知見を深める。2025年11月、編著書『サステナブル・マーケティング: SDGs時代の消費者行動と市場対応』(有斐閣)を出版。
常務取締役 マーケティング総合企画本部 本部長
1988年山陽スコット(現日本製紙クレシア)入社。家庭紙営業を経て商品開発・マーケティングを担当。
環境配慮や家事負担軽減の商品を開発し、「スコッティ3倍長持ち」「洗って使えるペーパータオル」をヒットに導く。
2020年社内初の女性取締役。現・マーケティング総合企画本部長。CSVPJでSDGs発信を推進。
サステナビリティコンサルティング室
エグゼクティブ・プランニング・ディレクター
ストラテジーからキャンペーン構築、ウェブやイベント、店舗開発等まで様々なジャンルの商品やサービスのコミュニケーションプランニングに携わる。
SDGsコンサルタントとして様々なステークホルダーに対して サステナビリティ起点の戦略策定、コミュニケーション、ビジネス変革支援を手掛ける。
電通グループサステナビリティオフィスとともに、広告とメディア業界の脱炭素化の推進に取り組む。
電通Team SDGs プロジェクトリーダー
経営企画本部 グリーン戦略室
室長
食品会社の商品企画開発を経て、2006年らでぃっしゅぼーや㈱に入社。ミールキット「10分Kit」や、世界各地の料理をご自宅で楽しめる「おうちで旅気分」などの立ち上げを行う。
2018年オイシックス・ラ・大地へ合併後、2021年よりオイシック・ラ・大地 グリーンプロジェクト(現・グリーン戦略室)のリーダーに着任。2021年7月に立ち上げた、フードロス解決型ブランド「Upcycle by Oisix」では、130種類以上のオリジナル商品を開発。
2022年5月より執行役員に就任。2022年11月より東北大学特任教授に就任。2023年12月より農林水産技術会議専門委員に就任。