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ストック・シェアリングによる新たな街とコミュニティづくり
欧州では、街やコミュニティにおいて、空間・時間・人・ノウハウなどのストックを共有することで、地域課題の解決や価値創造を行う事例が出てきている。そこで、日本における「ストック・シェアリング」の現状と課題を議論する。
登壇者情報

「地方都市の発展」が中心的テーマ。京都の地域経済紙を経て、2002年にドイツ・エアランゲン市へ拠点を移す。執筆活動のほか、日本の大学や自治体などでの講義・講演活動も多い。
著書に「ドイツの地方都市はなぜクリエイティブなのか一質を高めるメカニズム」(学芸出版2016)、「ドイツのスポーツ都市健康に暮らせるまちのつくり方」(学芸出版 2020)など。
高松平藏のウェブサイト「インターローカルジャーナル」 https://www.interlocal.org/

イノベーションデザインセンター
執行役員

1987年九州大学大学院建築学専攻を修了後、日建設計に入社。
専門は都市開発・都市計画。
日建設計入社以来、施設企画から大規模都市開発まで幅広く建築と都市に関する業務を担当。
2008年日建設計総合研究所に転籍し、都市デザインと建築環境に関するエンジニアリングの融合による「持続可能な都市づくり」をテーマに研究活動とコンサルタント業務に従事。郊外再生まちづくりの他、中国・東アジア・ロシアでインフラシステムの海外展開業務を通じて、スマートシティやTOD(公共交通主導型都市開発)の案件組成を支援。
2021年日建設計に再転籍し、イノベーションデザインセンターの担当として、社会課題の解決に向けた、社内外のコラボレーション活動の促進と、その実践の場となる共創スペース「PYNT(ピント)」の運営に従事。
2024年から日建設計総合研究所代表取締役を兼任。
技術士、認定都市プランナー。日本都市計画家協会正会員。

関係・つながり創造部
部長

1987年に日本航空株式会社に入社し、沖縄支店に配属。ロンドン駐在を経て、経営企画室、調達部、グループ経営推進部などのコーポレート部門を中心に経営管理に携わる。2023年4月よりソリューション営業推進部にて、観光立国、地域創生、豊かな地球という重要な社会課題を、移動を通じた関係・つながりの創出で解決するソリューション営業を推進。2023年9月にGSTC(グローバル・サステナブル・ツーリズム協議会)に加盟し、2024年2月にサステナブル・ツーリズムの専門チームを立ち上げる。2024年7月より現職。

代表取締役 アメリカヤ ビルオーナー

韮崎高校卒。京都建築大学校で建築の基礎を学ぶ。2007年に一級建築士取得。2010年に株式会社アトリエいろは一級建築士事務所を設立。2018年、築50年の空きビルをリノベーションして「アメリカヤ」を複合ビルとして再生。かつての「街のシンボル」として親しまれた建物に再び息を吹き込んだ。翌年、向かいに建つ古い長屋をリノベーションして「アメリカヤ横丁」をオープン。山梨県建築文化奨励賞受賞。また、2年連続リノベーションオブザイヤー特別賞受賞。その後、界隈の空き家、空きビルをゲストハウスや飲食店等に次々と再生し、街に新たな賑わいをもたらす。行政と連携しながらリノベーションまちづくりに取り組んでいる。