LS2-03
Day2
12:30-13:15
  • JP
Breakouts

生物多様性と水の未来:ネクサス・アプローチによる解決策

2024年12月にIPBES「ネクサス評価」報告書を発表しました。そこでは、生物多様性、水、食料、健康、気候変動の要素間のシナジーとトレードオフが6つのシナリオを用いて明らかにされています。
このセッションでは、我々生物が生きていくために必要な水の視点から、企業が進めている生物多様性と水資源の持続可能性を高める取り組みの先進事例を共有し、企業がとり得るネクサス・アプローチについて考えます。

登壇者情報

Facilitator
柴田 学
booost technologies株式会社
CSuO

2023年1月、booost technologiesに入社、CSuOとプロフェッショナルサービス本部長を兼務。
新卒で花王株式会社に入社、研究所に所属し、様々な製品の生産技術開発と工場への実装を経験。その後、本社の環境の管理部門へ異動。ESG活動推進部部長を務め、環境全般と人権にかかる業務を推進。CDPトリプルA3年連続受賞をリード。
エネルギー・GHG管理、再生可能電力、プラスチック関連、水管理、LCA評価をはじめとする環境分野全般と人権活動を専門とし、グローバルな管理体制の構築をはじめ中長期戦略策定や目標設定等を担当。気候変動やサーキュラーエコノミー、プラスチックの分野で複数の社外委員を務めるとともに、社外講演にも多数登壇。

瀬田 玄通
サントリーホールディングス株式会社
サステナビリティ経営推進本部
部長

生物多様性統括・水グループ担当として、水源涵養活動や次世代環境教育「水育」など、サントリーグループのグローバルな水サステナビリティのアジェンダの推進を統括。SBTNやAlliance for Water Stewardshipなどの国際的な水関連団体と連携したイニシアティブを主導。2020年までサントリー水科学研究所の主幹研究員として、水資源保全をグローバルに展開するために必要な基盤技術の開発を統括。

向山 雅之
株式会社竹中工務店
設計本部 アドバンストデザイン部 ランドスケープグループ
グループ長

入社後、建築設計担当を経て、ランドスケープデザイン業務を担当。
設計業務と並行して、「環境コンセプトブック」・「グリーンインフラコンセプトブック」作成など、サステナビリティに関する活動に取り組む。
2017年に開始した当社研修所における「清和台の森づくり」の推進では、①活動の基盤となる緑地の整備・保全、②体験型森づくり研修、③自然の力を活かした技術開発と発信、④ステークホルダーとの連携・協働の4つの活動に携わり、自然が持つ多様な機能をまちづくりに活かす実践・検証を行っている。
近年は、自然共生分野の専門家として、環境戦略立案やTNFD情報開示のワーキングメンバーとして参画。

関連セッション

SB'25 TOKYO-Marunouchi

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