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サステナブル・ファイナンス
~投資におけるインパクト・マネジメントの拡がりと課題~
国内インパクトファイナンスの直近残高が飛躍的に増加し、インパクトファイナンスが投資から融資へと拡がっている。近年、PIFは大手のみならず、地域金融機関や信金の組成が増え、SLLも地域金融機関に拡がっているが、量的増加に伴い環境や社会に対する追加的インパクト、つまり質の向上こそが本質的インパクトファイナンスでありこの解決に向け、よりよいエンゲージメント実践していくことなど今後の課題を議論する。
登壇者情報
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代表取締役社長CEO
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JPモルガン(1998-2000)、ゴールドマン・サックス・アセット・マネジメント(2000-2020)、マネックスグループ カタリスト投資顧問取締役副社長COO(2020-2022)を経て現職。金融庁サステナブルファイナンス有識者会議委員、経産省非財務情報の開示指針研究会メンバー、内閣府知財投資・活用戦略の有効な開示およびガバナンスに関する検討会メンバー、一般社団法人科学と金融による未来創造イニシアティブ代表理事、武蔵精密工業および大和アセットマネジメント取締役(独立社外)。東京理科大学大学院経営学研究科 技術経営専攻(MOT)修了(2022年)。
著書に、サステナブル経営とサステナブル金融の接続(金融財政事情研究会)、共著に、サステナブルファイナンス最前線(金融財政事情研究会)。共訳に、社会を変えるインパクト投資(同文舘出版、2021年3月)、サステナブルファイナンス原論(金融財政事情研究会、2020年9月)。証券アナリストジャーナル、金融ジャーナル等多数の記事連載、論文掲載。
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ESG経営推進部 環境経営グループ
グループ長
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⼤学卒業後、積⽔化学に⼊社し、研究所・⼯場において耐⽕・断熱材料等の材料開発に従事。2012年に環境経営を推進する組織に異動し、2019年度よりESG経営推進部として体制もあらたに再始動。現在、環境から間⼝を広げ、企業および社会と地球のサステナビリティ向上のため、⻑期ビジョン「Vision2030」の基本戦略となるESG経営の加速を⽬指し、2023年度から始動した中期計画に基づき、製品やサービスを通じた貢献を拡⼤する施策を展開中。